【N-N-6】地産外商で地域再生!主力産品「大宮米」と「ナス」の生産で地域を盛り上げる!
大宮地区は、四万十川の中流域の支流沿いにある300人程度の中山間地域。
実はこの地域、全国から視察が来る有名地域です。
5年前にJA出張所の廃止決定を受けて、この地域のライフラインを守るため、住民の力で会社を作りました。
住民が株主で、住民で経営する地域会社は全国的に見ても珍しい事例。
過疎地域の存続手法として注目され、省庁や自治体からの視察が相次いでいるのです。
そんな、大宮地区が力を入れているのは地区にあるもの域外を売り出す「地産外商」。
そのひとつが、四万十川支流のきれいな水で育つコメとナス。
大宮地区でとれるお米は「大宮米」の名で県内の量販店での販売や四万十市の学校給食用に出荷しています。また、ナスは地域の主力産品です。
大宮地区には50ヘクタールの田んぼがありますが、荒廃地はありません。
植えつけから稲刈り、もみすりまでひきうける「大宮新農業クラブ」が作り手のいなくなった田んぼの管理をして、耕作放棄地を出さないようにしています。
大宮新農業クラブが良いコメをつくり、大宮産業が販売する。小さな地域の中で「作る担い手」と「売る担い手」がしっかりと手をとりあっているのが大宮地区の地域力の一端です。
そんな底力を秘めている大宮地区でのコメとナスの農作業ができるのが今回のプロジェクト!
ただの農業ではない、作るところから売るまでを地域一体となっている姿が垣間見えると思います。
ただ、地域には新たなアイデアが不足しています。
外から来た皆さんの目で見た地域を伝え、大宮地区がどうしたらもっと良くなるかを話しましょう!
皆さんが大宮地区に来てくれるのを待っています!
地域の受け入れ目的とねらい
◆目的
農作業の補助とその作業を通して見える地域の姿を発信してもらい、地域の今後に向けたヒントを得ること
◆ねらい
大宮米の今後の展開や地域産業の方向性を検討する
求める参加者像
◆必須条件(MUST)
地域の方と積極的に話しができる人
◆希望条件(BETTER/MORE)
地域の今後について一緒に考えてみたい人
受け入れ可能人数
◆人数
希望人数3人(最低1人~最大3人まで受け入れ可能)
◆男女比
男子:女子=2名:1名の比率で実施したい
活動地域
四万十市西土佐大宮地区
プロジェクト期間
◆実施時期
9月3日(土)~9月16日(金)
◆実施期間
13泊14日(計14日間)
プロジェクト内容
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大宮米の農作業
・地域資源として見直し、ブランド化を進めている「大宮米」の農作業
各農家が刈り取り脱穀した米は、乾燥し籾摺りするために大宮ライスセンターに集まってきます。農家がもってくる米を受け取り、各工程ごとに機械への出し入れし、最後は米袋に入れて貯蔵します。これらの作業をしていただきます。
・大宮産業の販売等補助
ライスセンターで玄米になった米の多くは大宮産業が買い取りして精米し、地域外へ販売しています。この精米作業や、貯蔵倉庫、販売先への運搬などの作業があります。
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ナスの農作業
・地域の主要農業ナス農家での作業
ナスはひとつひとつ手作業で収穫し、規格と品質をチェックして選別し箱詰め出荷します。
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大宮産業の作業補助
・大宮産業での地域高齢者への無料宅配活動や商品販売等の体験をしてもらいます。住民が設立した株式会社についての話やこれまでの経緯を聞き、これからの大宮産業に竹葉社長や従業員の方と話しましょう。
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現地報告会までに考えてほしい課題
農作業をしながら大宮米やナスの現状と課題について考えてみよう。そして、課題解決のためにこれからどうすればよいか、将来に向けての企画を考えてみよう。
・「大宮米、ナスの売り込み大作戦!!」を考えてみよう!
この大宮米、ナスを県内外のどこに?どうやって?PRし売っていけばいいのか。その方法やターゲットについて考えてみましょう!
・「大宮ファンづくり(ネットワークづくり)大作戦!!」を考えてみよう!
また、大宮米(ナス)の販売を通じて県内外へ大宮ファンのネットワークを作り、支え合いの輪を広げるためにどうすればいいのか考えてみよう。
インターンシップ期間中の到達目標
農作業を中心とした活動を通して見えた大宮地区の産業の現状と今後のあり方について意見を伝えてもらい、今後の地域づくり活動に活かしていく。
活動内容のスケジュール予定
日付 | 曜日 | 午前 | 午後 | 夜 |
9月3日 | 土 | (各自移動) | オリエンテーション 各自移動 |
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9月4日 | 日 | 大宮米の作業(米の乾燥、籾摺り、袋詰め運搬) ナスの作業(選別、箱詰め、運搬) 店舗・宅配補助(レジ、商品管理、宅配補助) |
課題についてのディスカッション 現地報告会発表の準備(中間意見交換会あり) |
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9月5日 | 月 | |||
9月6日 | 火 | |||
9月7日 | 水 | 9月8日 | 木 | |
9月9日 | 金 | |||
9月10日 | 土 | |||
9月11日 | 日 | |||
9月12日 | 月 | |||
9月13日 | 火 | |||
9月14日 | 水 | 現地報告会発表の準備 | ||
9月15日 | 木 | 現地報告会発表の準備 | 現地報告会 | 交流会 |
9月16日 | 金 | 店舗作業・解散式 | (各自移動) |
※天候等により内容が変更となることがあります。また期間中に適宜休みをとります。
滞在・宿泊条件
宿泊場所
教員住宅無償提供。
※台所、風呂、トイレあり(男女別部屋)、布団あり。(食器、調理器具もこちらで準備します))
食事条件
朝食・夕食:自費での自炊
昼食:まかない食あり。
参加者の費用負担
◆宿泊費
無料
◆食費
朝食・夕食:自費での自炊。昼食はまかないあり
(一部負担をしていただく場合もあります。参加希望者には分かり次第ご連絡させていただきます。>)
◆その他滞在中に必要な費用
交流会(懇親会費3,000円程度)
◆保険料
参加者負担 各自1000円
参加者で持参が必要な持ち物
宿泊に必要なもの一式、帽子、運動靴、筆記用具、ノートPC(所有者のみ)
農作業のできる服(汚れても良いもの)※長袖、長ズボン、帽子必須
長靴、雨具(傘・レインコート)
保険負担
参加者自己負担
集合場所・解散場所・交通のアクセス
集合場所・解散場所
四万十市西土佐大宮の(株)大宮産業。
(大宮産業 〒787-1615 高知県四万十市西土佐大宮1576 江川崎駅から車で約20分)
※公共交通機関利用の場合は、JR江川崎駅から大宮産業まで車で送迎します。
往路
高知駅( 8:21発)→窪川駅(9:26着)(10:04発)→江川崎駅(10:53着)
復路
江川崎駅(12:39発)→窪川駅(13:51着)(14:01発)→高知駅(15:03着)
江川崎駅(16:52発)→窪川駅(17:49着)(18:23発)→高知駅(19:26着)
3,380円(うち特急料金1150円)×2= 往復交通費計 6,760円
地域受け入れ先担当者
(株)大宮産業 代表取締役 竹葉 傳(たけば つたえ)
現地補助者
地域支援企画員 市川拓史
地域からのメッセージ
地域住民がみんなで協力し助け合いながら安心して暮らせる仕組みづくりに取り組んでいます。
学生の皆さんに、過疎地域の実情や地域を守るために頑張っている人達の姿を見ていただきたいです。地域の抱える課題の解決に向けて、私たちは学生のみなさんのアイデアとパワーを必要としてます、ぜひ大宮に来てみませんか!!
その他・備考
このプロジェクト参加者は8月14日~8月16日までを予定している「大宮祭り運営プロジェクト(仮称)にも任意で参加することができます。詳細はエントリー後に連絡させてもらいますので、興味のある方は予定を空けておいてください。
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