【N-N-17】和紙作家が経営する紙漉き体験民宿「かみこや」で活用する地域散策マップ作り! と「かみこや」の日常、宿泊業から「三椏の里づくり」までを手掛ける山間地域での仕事を通じての地域活性化と 暮らし。
かつて、和紙の原料である三椏(みつまた)の生産地であった梼原町。
戦前までは四国カルストの斜面でも三椏の栽培が行われてきた歴史がある。
梼原町には、オランダ出身のアウテンボーガルト・ロギールさんとその奥さん千賀子さんが経営している梼原和紙&紙漉体験民宿「かみこや」がある。
ロギールさんは和紙職人。けれど、和紙作りだけでなく、梼原町の山間の地域づくりにも力を入れている。
昨年は、戦前まで三椏畑に通じていた道を再生したいという想いから、その道の復活に取り組みました。
今年はさらにトレッキングコースとして運営できるように、外から来た人がその道と和紙の歴史に興味を持ってもらう為の発信ツールとして、親しみやすい地域散策マップ作りなどに取り組んでいきます。
また、かみこやの日常の業務補助もします。
かみこやには、宿泊業務、畑仕事、三椏の里づくり、和紙の原料である楮(こうぞ)や三椏栽培と収穫など、季節ごとの仕事があります。
山での暮らしは、宿泊されるお客様の予定や天候などに左右され、この時にこれをするということが直前まで決められません。
そんな自然に合わせた仕事をしていき、かみこやの日常を一緒に取り組むのが今回のインターンシップです。
ぜひ、かみこやにしかない山の暮らしを感じてみてください。
※紙漉きは職人仕事で、長期で本気で紙漉き職人を目指す人のみが自ら志願して自費で習いに行く世界です。今回は紙漉きはしませんのでご注意ください。
地域の受け入れ目的とねらい
◆目的
かみこやを訪れる人が和紙と山とのつながりやこの地域を満喫するための地域散策マップ作り。
◆ねらい
若い人の居なくなった集落の現状を、ここで生活することで体験してもらい、地域の人との交流を通して(田舎生活には日々の畑仕事などが沢山あります)、過疎の高齢化地域がこれからも元気に継続できるための具体的な手助けや提案をしてほしい。
求める参加者像
◆必須条件(MUST)
・マップ作りに関心があること
・田舎暮らしのいろいろに関心があり、畑仕事や外の作業をやってみたい人(体力に自信がある人)
・山や自然が好きな人や植物や生態系に興味がある人
・グリーンツーリズム、エコツーリズムに関心のある人
◆希望条件(BETTER/MORE)
・イラストが得意・絵を描く事が好き・パソコンが使える、などスキルがある
・積極的であること
・過疎高齢化の進む山村地域の活性化策などを考えている人
受け入れ可能人数
◆人数
2人(最小1人~最大3人)
◆男女比
受け入れ体制の都合上、女性のみまたは男性のみを希望します
活動地域
梼原町太田戸
プロジェクト期間
◆実施時期
9月5日(月)~9月9日(金)
◆実施期間
4泊5日(5日間)
プロジェクト内容
地域散策マップ作り
かみこや周辺やカルストまでの「三椏の道トレッキングコース」の地域散策マップを作ってもらいます。
昨年度の調査によって作成した資料もありますが、まだまだ不足している情報もあります。
どんなマップにするのかロギールさんらと相談をし、必要な情報を収集して、マップの原案を作りましょう。
かみこやの日常業務に取り組む
かみこやには季節に応じた仕事があります。参加した皆さんにはその時々に応じた仕事をしてもらいます。
・民宿かみこやの宿泊業務補助 ・畑仕事
インターンシップ期間中の到達目標
かみこやが忙しい時は宿泊業務を中心に手伝ってほしいが、それ以外の時間ではかみこや周辺とみつまたの道の調査を進め、最終的にはマップを作る。
滞在・宿泊条件
かみこや研修ハウス「かみけん」は生活環境が全て整っていますので、この施設を使用してもらいます。
(ふとん・シーツ・施設の使用料としてはじめに2000円を徴収します。)
食事条件
自費での自炊でお願いします。設備は揃っています。
買い出しについては、梼原町内に出る際などに済ませてもらいます。
参加者の費用負担
◆宿泊費
布団・シーツ・施設の使用料として2,000円
◆食費
自費での自炊
◆その他滞在中に必要な費用
なし
◆保険料
参加者の自己負担 600円
参加者で持参が必要な持ち物
宿泊に必要なもの一式、雨具、長靴、汚れてもいい作業着、パソコン、各自マップ作りに使えると思う道具一式
※山の中は、温度が低いので夏でも長袖などの暖かい服装が必要です
保険負担
参加者自己負担
集合場所・解散場所・交通のアクセス
梼原バス停留所 12時15分集合 バス停まで迎えに行きます。
JR四国土讃線 高知駅発8:26→須崎駅着9:40(片道830円)
高南・高陵バス 須崎JR駅発10:47→梼原着12:07(片道1740円)
地域受け入れ先担当者
梼原和紙&紙漉体験民宿「かみこや」
オーナー アウテンボーガルト・ロギール
地域からのメッセージ
田舎暮らしは大変だと思うかもしれませんが、自然と上手に付き合って暮らしていく術はこれからとても大切な能力になる時が来るかもしれません。山の暮らしから学ぶことのできる貴重な機会です。
かみこやでは、手すき和紙と民宿の仕事を通して、毎日忙しいけれど充実した田舎暮らしを提案し、体験していただくことができると思います。また、ロギールさんのライフスタイルから、自然に対する意識や考え方を知る事で、私達が「今何を見つめ、何を行うべきか」を一緒に考える、そんな活動を目指しています。
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