【FIN02】
11戸の大宮下地区を今後どうしていったらいい?地域の集落点検に取り組む10日間!
大宮は四万十川の中流域の支流沿いにある300人程度の中山間地域。
実はここ大宮は全国から視察が来る有名な地域なのです。
6年前にJA出張所の廃止決定を受けて、この地域のライフラインを守るため、住民の力で会社を作りました。住民が株主で、住民で経営する地域会社は全国的に見ても珍しい事例。過疎地域の存続手法として注目され、省庁や自治体からの視察が相次いでいるのです。
そんな株式会社大宮産業は、
◆22年度総務省 過疎地域自立促進優良事例表彰 総務大臣賞 受賞
◆-23年度 地域再生大賞 準大賞 受賞
と2年連続で全国表彰されています。
そのような輝かしい評価を受けている地域でも、依然として地域課題は山積です。
高知では昨年度 県が主導となって50戸未満の小規模集落の集落調査を行いました。大宮ではそれに併せてふるさとインターンシップを活用し集落調査を行いました。その結果も踏まえて、今回のインターンシップでは大宮下地区に絞って地域の皆さんと共に集落の現状と今後について考えていきたいと思います。
大宮下地区は大宮の中でも最も戸数が少ない11戸。地区には独居老人の方も増えてきています。
そんな大宮下地区の皆さんが安心して暮らせるにはどうすればよいか?
みんなの暮らしぶりを維持していくためにはどんな取り組みが必要か?
「地域の暮らしを維持・存続」という根柢の部分を集落点検という手法も使って地域の人と共に考えていきます。
地域としては、若者と共に地域の現状を見つめ、共に暮らす中で地域として取り組める等身大の活動につなげていきたいと思います。
マスメディアにより「限界集落」いう言葉ばかりが先行する昨今ですが、実態から乖離された報道も少なくありません。
このプロジェクトでは、地域の現状に真摯に向き合ってくれる若者を求めます。
活動地域
高知県 四万十市 大宮
プロジェクト期間
9月11日(火)~9月20日(木) 9泊10日(計10日間)
地域側がインターンシップを 受け入れる目的とねらい
◆目的
大宮下地区の地域の皆さんと共に集落点検を行う。
◆ねらい
集落点検を終えた後に、地域として何を取り組んでいけばいいかがおぼろげながらでも見えているようにできるとよい。(ここまでいけたら大成功であって、まずは地域の皆さんと共に地域の今後について考えるプロセスを大切にしたいと思います)
プログラム内容
●集落の現状と今後について考える(集落点検活動)
そもそも『集落点検』って何?という方も多いかと思いますが、集落点検とは、「集落住民自らが、関係する人々と一緒になって、地域の現状や課題を把握するとともに、地域にある資源の洗い出しと、それらを活用した地域活性化策の検討など、今後の集落のあり方を話し合うもので、中山間地域対策の土台になるもの」です。
今回の大宮下地区で具体的にどのような手法を用いるかはまだ決めていません。今後、地域の方と共に集落点検計画を作り、それに基づいて実施したいと思います。
皆さんには集落点検の具体的手法ができるなどの高度なことは求めませんのでご安心ください。難しいことは人と地域の研究所スタッフなどの補助者でこのプロジェクトを補助します。
今回のプロジェクトの中で最も大切なインターン生の役割は、「元気で明るい若者が一緒になって地域の未来について考えること」。暗いニュースが多くなりがちな地域で、みんなで明るく未来について考えていきましょう。
インターンシップ期間中の 到達目標
目的とねらいに記述したことを達成したいと思います。集落点検の結果はマップ化してパッと見て分かるようにまとめたいと思います。
活動内容の スケジュール 予定
具体的なスケジュールが大まかにでも出せるのであれば書いてください | |||||
日付 | 曜日 | 午前 | 午後 | 夜 | |
9月11日 | 火 | (各自移動) 集合・昼食 |
13:00 オリエンテーション・ 打ち合わせ (大宮下地区集会所) |
交流会 | |
9月12日~ 9月16日 |
水~日 | 集落点検活動 9月15日(土)住民参加の集落点検ワークショップ |
まとめ作業 | ||
9月17日 | 月 | 敬老会 | |||
9月18日 | 火 | 集落点検活動 | |||
9月19日 | 水 | 報告会準備 | 活動報告会 お別れ会 |
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9月20日 | 木 | 片づけ・挨拶 | 昼食・解散 |
事前課題
参加確定後にお渡しできるデータをメールにて送るので、よく読み込んできてください。
また、小規模集落支援や集落点検の事例や文献を読んできておいてください。
求める参加者像
◆必須条件(MUST)
- 明るくポジティブで元気な人
- 年配の方ともコミュニケーションが取れる
◆希望条件(BETTER/MORE)
- ワークショップを実施したことがある
受け入れ可能人数
3人(最低2名~最大3名まで受け入れ可能)
女子学生のみを希望します
集合場所・解散場所 交通のアクセス
集合場所・解散場所:四万十市 江川崎駅
【高知から来る】
往路 高知駅( 8:21発)→窪川駅(9:26着)(10:04発)→江川崎駅(10:53着)
復路 江川崎駅(12:39発)→窪川駅(13:51着)(14:01発)→高知駅(15:03着)
3,380円(うち特急料金1150円)×2= 往復交通費計 6,760円
【宇和島から来る】
往路 宇和島駅(9:38発)→江川崎駅(10:45着)
復路 江川崎駅(14:22発)→宇和島駅(15:27着)
滞在・宿泊条件
大宮下地区の集会所にて宿泊。無償提供。全員で1部屋。
台所、トイレ、布団、洗濯機、食器・調理器具はあります。
お風呂は地域の方の家でもらい湯をします。
10日間のうち、何日かは民泊を予定しています。
食事条件
朝食・昼食・夕食すべて自費での自炊(一部まかない食の場合もあります)
ただし、野菜類・お米の多くは地域の方からいただける可能性が高いので、それほど食費はかかりません。
(10日間で5,000円程度だと想定しています)
保険
参加者ご自身での加入をお願いします。
(大学で加入している保険が課外活動にも適用できるかを確認。適用していない場合は自己負担での保険加入)
費用
◆参加費
1万円
◆宿泊費
無料
◆食費
自費での自炊
◆その他滞在中に必要な費用
交流会2回(懇親会費5,000円徴収)
合計金額 (交通費を除く)
15,000円+自炊分食費のみ
参加者で持参が 必要な持ち物
宿泊に必要なもの一式(着替え・洗面用具・タオル・衛生用品など)、雨具(傘)、運動靴、ぼうし、筆記用具、ノートパソコン(所有者のみ)、保険証のコピー
地域受け入れ先 担当者
(株)大宮産業 取締役 尾崎裕人
現地補助者
(株)大宮産業 代表取締役 竹葉 傳(たけば つたえ)
大宮下地区 区長 矢間重清
地域からのメッセージ
地域住民がみんなで協力し助け合いながら安心して暮らせる仕組みづくりに取り組んでいます。学生の皆さんに、過疎地域の実情や地域を守るために頑張っている人達の姿を見ていただきたいです。地域の抱える課題の解決に向けて、私たちは学生のみなさんのアイデアとパワーを必要としてます、ぜひ大宮に来てみませんか!!
その他・備考
場所によっては携帯電話がつながらない可能性があります、ご注意ください。
情報更新お知らせメール配信します!
プロジェクトの追加・WEBサイトの更新情報をメールにて随時お知らせしていきます!
ご希望の方はメールアドレスをご登録ください。
ご記入いただいた個人情報は、ふるさとインターンシップ以外の目的には使用いたしません。
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