和紙民宿「かみこや」から四国カルストへ上がる「みつまたの道」復活
かつて栄えた「みつまたの道」を復活することで、地域の未来の足場をつくる!
和紙民宿「かみこや」から四国カルストへ上がる「みつまたの道」がある。かつて日本紙幣の原料であるみつまたを生産していた「紙の道」を復活するこ とで地域の人々の記憶を呼び起こすとともに、地域の将来に活かしていく方策を探っていく。また、この道沿いに、人をかくまった悲哀の物語も残っている。こ れらを老人から聞き取り、残し、どうしたら道を復活できるか考え計画を立て、住民とともに実現する。
ゴール(到達目標)
「みつまたの道」の取材、復活計画作成
活動地域
高知県梼原町
プロジェクト期間
2010年9月6日~19日(途中参加可能。状況にあわせてプログラムを修正します)
受け入れ人数
3~8人
活動内容のスケジュール
日付 | 曜日 | 作業フロー | ねらい・実施内容 |
---|---|---|---|
9/6 | 月 | 交流会(自己紹介、動機) | 午後~夕方着 |
9/7 | 火 | 民宿の仕事 | 日常作業を覚える→自分から動けるように |
9/8 | 水 | 民宿の仕事 | 〃 |
9/9 | 木 | 民宿の仕事 | 〃 |
9/10 | 金 | 梼原の町を知る | 梼原学(梼原の町の現状、歴史、産業や林業、維新の頃のことなど) |
9/11 | 土 | 地域の人を訪ねる | 「みつまたの道」の話を聞く |
9/12 | 日 | 昔の紙の道を探す | 「みつまたの道」の話を歩く、地図づくり |
9/13 | 月 | 中間まとめ | 「みつまたの道」の調査、復活に向けて問題の整理 |
9/14 | 火 | 問題提起-討論 | 「みつまたの道」を復活してこうしたい(ロギールさん)、問題の出し合い、交流会 |
9/15 | 水 | プレゼンづくり | 「みつまたの道」とは何だったか、どう復活するかプレゼンづくり、全員で討論 |
9/16 | 木 | 再討論→再提案づくり | 「みつまたの道」復活方法について全員で討論 |
9/17 | 金 | プレゼン報告会 | 地域の人も参加するプレゼン提案会 |
9/18 | 土 | 最終まとめ | これまでの活動の整理 |
9/19 | 日 | 午前~解散式 | まとめの会 |
費用
食費自炊、宿泊費、交通費実費
詳細は後日お知らせします
こんな人におすすめ
地域の課題に触れたい、活性化に関わりたい人、エコツーリズムを設計したい人
現地コーディネーターからのメッセージ
かみこやは「紙漉き」と「民宿」と「田舎暮らし」の3点セットになっています。
具体的には
- インターンの方たちの宿泊施設となる古民家の再生、
- 紙漉き、民宿業、地元の人との付き合い、
- 野菜も和紙原料も原点の畑つくりから収穫・加工・販売・情報発信まで、
- 飲み水の自己管理や道の草刈などの田舎暮らし全般・・・・
などなどがあります。
このどれもに関心のある方にとっては充実した学習になると思いますが、そうでない方には厳しい場面になることも想像できます。
けれども、どの切り口をとっても、それは今の日本の中山間地や過疎地における課題が見えてくるはずです。その課題は実は日本全体の問題でもあ り、それは若い方の力なくしては解決できません。
これらの現実を見てまた体験することで、皆さんの持っている知恵と感性を活かして、ぜひ新しい時代を創造していっていただきたいです。
見ドコロ お楽しみドコロ
生活に和紙を活かしていく道をさぐりつつ、未来につながるエコないなか暮らしを両立させようとするロギール夫妻の歩みや思いが魅力的で、それをハダ で感じ、暮らし方から学ぶことが多い、
地域の住民と「やなぎばた会議」を起こすなど、地域づくりの原点も学べる。
ちかこさんがつくる近くで取れるものを使った工夫された料理は絶品で、一緒に作ることも楽しめる。
その他・備考
インターン開始日:9月1日
2泊3日型、2週間以上型に対応
例えば、英語のWEBサイトをつくりたいとか、独自の課題を持ち込むことも可能です。(応相談)
情報更新お知らせメール配信します!
プロジェクトの追加・WEBサイトの更新情報をメールにて随時お知らせしていきます!
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