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高知の田舎で農作業!農業の未来を地域のおっちゃんと共に考えよう!

日時  9月4日〜9月5日(計2日間)
場所  安田町東島地区



9月3日から5日までの日程であった安田町での農業体験は、台風の影響で4日と5日だけの短い期間に行われた。
「高知の田舎で農作業農業の未来を地域のおっちゃんと共に考えよう!!」というプロジェクトタイトルで、安田町の方々と茄子の植え付けや、自然とのふれあいを体験できるとあって、私はすぐに申し込みをした。
また、私の実家も農家であるので、自分の家とは違った農業を肌で感じ、さらに知見を増やしていきたいという考えもあった。
いずれ私も実家の農業を継ぎたいと考えているので、体験を通じ学ぶことで、活かせる部分を見つけたいという思いがあった。


私は今回の安田町でのインターンシップで仲間の大切さを感じた。
Sさんは私にずっと友達は大切だということを言ってくれていた。
農家の皆さんの助け合って生きている姿や、本当に仲がいい姿、私達に温かく接してくれたことをなど、体験を通してそれを感じることができ本当にそのとおりだと思った。
それは私にとって大きいものだった。
人は一人の力で生きていけないから仲間の力が必要である。
人は与え、与えられる存在同士であるべきだと思うし、それは信頼につながるものである。
今回のインターンシップでの体験を踏まえ、そのことを確信に変えられることができた。
私には親友と呼べる友達が数人いる。
親しくしている親友というのは、なんでも話せ、相談できる人だ。
さらに皆自分のことだけを考えない人で、協調性を持っている。
そのおかげで私も長く付き合えられるし、一緒にいてとても楽に感じる。
今回の経験で仲間や友達の大切さを再確認したので、これからも仲間を大切にしていきたいと思う。


また信頼というのはどの社会でも必要だと感じたので、信頼を得ることができるような人物になりたいと思う。
Sさんはおいしいトマトを作り、たくさんの人から信頼されていると思った。
自分の育てた野菜がどのように消費者の元へ行くかという点を、経営者の観点で見たり、消費者の観点で見ることをしていて、研究されている。
そのための努力は今回私達が見てきたものより、もっともっと多くあるだろうと思う。
その努力を実らせ、相手に理解されるものができて初めて信頼が築かれるのだと考えさせられた。
ただ仲良く付き合うのではなく、相手に認めてもらうような作物の栽培、相手が欲しいものを提供するというのは、もちろん簡単にはいかない。
特に農業というのは相手が自然環境に大きく左右されるものである。
私達が訪れたときには、湿度の影響で多くのトマトが割れていた。
台風でビニールハウスが破れたり、倒壊することだってある。
そのなかで努力して、たくさんの経験を踏まえ、知識得て、そして栽培に繋げる。
消費者に満足してもらうものを作り、自分達を養っていくというのはすごく一概には言いたくないが、大変だと思う。
私もいずれ農家を継ぐ以上、そういったものを実際に感じることはあるだろうし、それは農家に限ったものではないと言える。
相手があって初めて自分が形成されるということはずっと胸に置いておきたいと強く思った今回の体験であった。


最後に安田駅で見送って下さったNさんの話はとても心に残った。
駅からは安田町を見まわすことができ、私達が花壇に花を植えた公園が駅から見えるのだが、そこの公園には桜の木が植えられていた。
春になると満開、故郷を離れ、ごめん・なはり線で帰ってきた人はその桜を見て涙を流すそうだ。
それは生まれ育った故郷、安田町に帰ってきたという喜び、懐かしさからに違いない。
私はこの短い期間だけで安田町の人の優しさ、温かさをたくさん感じ、離れるのがとてもつらく感じた。
それぐらいいい町、安田町。
私はここを第二の故郷にしたいと思う。
こんないい町でできた体験はこれから一生忘れたくないし、忘れられない。
むしろここをスタートにまだまだ、安田町とは関わっていきたい。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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