高知でふるさとインターン

2010年は高知でふるさとインターン

西土佐山間エコプロジェクト!葉っぱの活用法を企画せよ!

「なばな 菜の花 名もない野花」
で有名な”なばな”は、春の訪れと共に収穫が始まる旬の食材。

高知県でも四万十川流域の幡多(はた)地域では、”なばな作り”が盛んです。
なばなは、主につぼみ、葉、茎を食用に栽培しています。
そんな”なばな”ですが、なんと収穫時期には大量の葉っぱが農業廃棄物として出ています!

それはもったいなさすぎるっ!!

ということで、「捨てればゴミ、活用できれば資源」のこの葉っぱを、なんとか活用できないかを考えるのが、「西土佐山間エコプロジェクト!葉っぱの活用法を企画せよ!」です。

”なばな”は、たんぱく質、ビタミン類、ミネラル分を豊富に含んでいて、特にビタミンCの含有率は普通のレモンの約2倍!!
これは活用できる匂いがプンプンしますよ!(なばなだけにねw)

最終日には、皆さんの「はばなの葉っぱの活用企画」を発表してもらい、今後の地域の新産品づくりにつなげます。
なばな収穫時期なので、毎食の御飯で試作もします。
企画も立てられて、栄養たっぷりのなばなで健康になれる!一石二鳥ですね!!

そんな、なばなプロジェクトにあなたも参加してみませんか!?

地域の受け入れ目的とねらい

◆目的
・なばなの収穫補助。
・なばなの葉っぱ活用法を地域住民と共に考える。

◆ねらい
インターン生が編み出した荷造り方法や葉っぱの活用法を地区住民に浸透させていき、
来季には葉っぱ活用したものを商品化(例えば漬物)にした販売も視野に入れる。

求める参加者像

◆希望条件(BETTER/MORE)
・料理が好きな人!
・エコな活動に興味がある人!
・企画を考えたい人!

受け入れ可能人数

◆人数
6人(最低3人~最大9人)

◆男女比
問わない

活動地域

四万十市 西土佐地域 中組地区(四万十川の中流域の支流)

プロジェクト期間

◆実施時期
3月9日(水)~3月13日(日)

◆実施期間
4泊5日(計5日間)

プロジェクト内容

  • なばなの収穫作業
    なばな農家さんのお宅で、なばなの収穫、家での荷造り、農協への出荷補助を行います。
    この時に、作業をしながらなばなについてたっぷりお話を聞きましょう!

  • なばなの葉っぱ活用法を考える
    毎回の食事では、なばなの葉っぱをもらって来てなばなの葉っぱ創作料理をつくってもらいます!
    みんなで工夫して美味しい料理を作りましょう!
    作った料理は写真を取って、最終日の現地報告会で発表しましょう!

インターンシップ期間中の到達目標

・現地報告会では作業体験の報告と共に、プロジェクト期間中に作成したレシピを提案する。
・試作料理を報告会で振舞う。
→秀逸なものがあれば、役場や商工会などのWEBサイトにも掲載してもらう

活動内容のスケジュール予定

日付 曜日 午前 午後
3月9日 (各自移動) ・オリエンテーション
・農業指導員さんのお話
・現地を知るフィールドワーク
・民宿でお世話になる
・家主とだんらん
3月10日 なばなの収穫、荷造り、出荷作業(休憩あり)
昼食:地域の方との食事会
なばなの葉っぱ活用法企画
3月11日 なばなの収穫、荷造り、出荷作業(休憩あり) なばなの葉っぱ活用法企画
3月12日 現地報告会の資料作成 現地報告会
(現地振り返り会の実施)
自由時間
交流会
3月13日 農家さん宅の手伝い ・大日様(地域のお祭り)に参加
・地域の皆さんとの交流
解散

滞在・宿泊条件

宿泊場所
民泊をさせていただきます。
お世話になる手間賃として、1泊あたり200円/人 4泊で800円/人をお支払いします。

食事条件

1食あたり100(円/人)なので、1日目夕食から5日目昼食までで1,300円。
葉っぱ活用の料理の試作作りは集会所の台所をお借りできるように手配しています。

参加者の費用負担

◆宿泊費
800(円/人・4泊)

◆食費
1,300(円/人・13食)

◆その他滞在中に必要な費用
食べたいお菓子などは、持参してください

◆保険料
不要

※宿泊費・食費に関しては役場から補助が出ております。

参加者で持参が必要な持ち物

レインコート、長靴、常備薬、高知市内での2月頃の服装、汚れてもいい服
(洗濯は民家でできますので、着替えはそんなにいらんかと思います。)

保険負担

地域負担

集合場所・解散場所・交通のアクセス

集合場所・解散場所:JR予土線 半家駅。その後は車にて移動。

◆交通アクセス
 往路 高知駅( 8:21発)→窪川駅( 9:26着)(10:04発)→半家駅(10:49着) 3,890円
 復路 半家駅(16:57発)→窪川駅(17:49着)(18:23発)→高知駅(19:26着) 3,890円
交通費計  7,780円

半家駅からは中組地区までの送迎の車両は手配しておきます(半家駅から車で10分)
※窪川駅~半家駅間の交通運賃1030円×2(往復分)は料金補助が支給されるため、費用がかかりません!

地域受け入れ先担当者

市川史郎(いちかわふみお) 通称「しろうさん」

現地補助者

田辺 元美(栗農家) 通称「もっちゃん」

◆その他の現地補助者のお名前

西土佐総合支所 谷口忠之

地域からのメッセージ

中組地区は現在27世帯、85人の人口で、20年前から約約30%も減りました。
お年寄りも多くなり、このままでは地域の過疎化からやがては「誇りの空洞化」(明治大学小田切教授の言葉より)にもなってしまいます。
なんとかしたいという思いはあるものの具体化には至っていない現状なので、
ぜひ若い視点と体力と活力で中組に新しい風を吹き込んでください!

その他・備考

携帯電話がつながらない範囲があるかもしれませんので、ご留意ください。
地域内で移動手段として自転車をお貸しします。(近くの雑貨個人商店まで自転車で15分)
母屋世帯での作業となるが、地区内の他世帯(茎ブロッコリー農家)への応援もありうるのでご理解ください。

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