2010年夏。
『山のテッペンで生きる意味を知る「秘境」インターン!』と題して実施した夏のインターンシップ。
夏の庄谷相には夏の魅力がある。
でも、冬の庄谷相には冬の魅力がある!
高知県最高峰の山「三嶺」(1893m)は白く雪化粧をまとい山なみの彼方に顔をのぞかせる。
凛と張り詰めた山の空気は、寒さと共に清々しさを与えてくれる。
高知県内の他の地域にはない、ここでしか感じられないものが庄谷相にはある。
冬の庄谷相では、冬のお山の畑仕事をしていきます!
お山の上の棚田を一枚にする作業では石垣積み、希望者はユンボ(重機)に乗って作業をしたり。
そして、冬にしかできない干し芋作り。
作られた干し芋は道の駅などで販売されます。
一年のうちほとんどの期間を庄谷相の山小屋で暮らす公文夫妻に山暮らしの魅力をたっぷりと聞いてみよう!
◆目的
冬の庄谷相の仕事・暮らしぶりをどっぷり体感してもらうことで、山での暮らしや生き方を知り、自身について見つめ直してもらう。
◆ねらい
若い人に山での暮らしを経験・体験してもらうことで、こういう暮らしをしている人がいるということを知ってもらい、視野を広げてもらいたい。
◆必須条件(MUST)
・山での暮らしを体験してみたい人!
・生き方を見つめ直したい人!
◆人数
4人(最低2人~最大6人)
◆男女比
男子:女子=2名:2名の比率で実施したい
香美市物部町庄谷相地区 体験農場 夢の里公文農園
◆実施時期
2月18日(金)~2月20日(日)
◆実施期間
2泊3日(計3日間)
石垣積み作業
公文農園では、現在棚田2枚を1枚にする作業を進めています!
一枚にしたらその田んぼの周りに石を積み石垣を作ってその中に土を入れていきます。
その石垣積みの作業をみんなで進めます。
干し芋作り
高知県の山間地域では、冬になると干し芋作りをします。
高知県では、干し芋のことを「ほしか」と呼びます。
ストーブの上で焼いて食べるととっても美味しい干し芋作りをしましょう。
しいたけのコマ打ち
しいたけのコマ打ち(種付け)もこの時期にする大事な作業。
公文農園には園内にしいたけ作りの原木がたくさんあります。
これにみんなでコマ打ちをしていきます。
冬のキャンプ(希望者のみ)
公文農園には宿泊用のテントがあります。
冬のキャンプには夏のキャンプとは一味違った魅力があります。
意外と暖かいのか、はたまた凍えるほど寒いのか!?
それは体験してみてのお楽しみ☆
最終日の現地報告会では、公文農園で体験したことで何がよかったかを教えてください。
若い人達の興味・関心を参考にまた新しい体験メニューを作れればと思います。
公文農園をよりよくするための提案もしてほしいと思います。
日付 | 曜日 | 午前 | 午後 | 夜 |
2月18日 | 金 | (各自移動) | ・集合 ・道の駅にて昼食 ・公文農園へ移動 ・オリエンテーション ・作業① |
BBQ |
2月19日 | 土 | ・園内散歩 ・朝食 ・作業② |
・昼食 ・作業③ |
・夕食 ・作業④ |
2月20日 | 日 | ・朝食 ・現地報告会準備 ・現地報告会 ・解散 ・(現地振り返り会の実施) |
(各自移動) |
宿泊場所
公文農園の山小屋(風呂・トイレ・炊事場・洗濯機あり)
宿泊費はかかりません。
希望者はテントで寝ることもできます。
自炊をします。
園内にないもの・地域で調達できないものを買う食材費として、2泊3日で3000円を徴収します。(体験料を含む)
◆宿泊費
無料
◆食費
3000円(体験料を含む)
◆その他滞在中に必要な費用
特になし
◆保険料
本人負担:500円程度
・布団はないので寝袋が必要です。
・山の上なので寒いです。防寒着はしっかり持って来てください。
・作業では汚れるので、汚れてもよい服も持って来てください。
・長靴
・手袋
・宿泊に必要な持ち物
・ぼうし(雨よけ用)
参加者自己負担
集合場所・解散場所:JR土讃線 土佐山田駅。その後は車にて移動。
◆行きの交通アクセス
土佐山田駅集合(11:15)
JR土讃線 阿波池田行き 高知(10:43)→土佐山田(11:11)片道350円
その後は車(地域側にて用意)にて移動
公文 照(公文農園 園主)
遠山 忍(地域企画支援員)
竹村孝明・谷本直文(地域企画支援員)
「大自然の中で、心豊かに生きていく事の楽しさ」を実体験してください。バーベキューもやろうよ!
天候によっては、日程の変更・中止することもありますので、ご了承ください。
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